治療の流れ

治療のはじまり

痛いところに手を当てることが治療の原点。
痛いところに手を当ててなでることが治療の原点です。そしていつのまにか手のぬくもりが灸になり、指先の延長が鍼になったのだと思います。
私たちは元気に日々を過ごしている間は「元気でありがたい」などと思って暮らしていません。しかし一旦病気になると「元気な時は良かった」と今まで気づかなかった「健康のありがたさ」を思い知らされます。そして何物にも換えがたい宝物であると身に染みて感じるものです。

薬を飲み続けても体の不調が改善されない。。
お体の不調を訴えて検査を受け、お薬を飲み続けても改善されない。たくさんの検査を受けたが異常が見つからない。年齢のせいにされてしまう。つらい症状を詳しく聞いてくれない。症状を言うと処方薬がどんどん増えていく。 ・・・などとなかなか快方に向かわず日々を過ごしてる方がたくさんいらっしゃいます。

東洋医学的アプローチ

【望診】
症状のある部位も含めて全体の雰囲気やお顔の色つや、皮膚の状態や姿勢、体の癖や動きなどを診ます。
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【聞診】
声の調子(大きさや喋り方)、呼吸の具合などを診ていきます。
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【問診】
なぜそのような症状に至ったのか、原因、生活習慣など今までの経緯を伺います。
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【切診】
まず脈を診て頭部から体幹部、手足まで今のお体の状態を把握します。
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全体のお体の状態がわかりましたら治療に移ります。鍼、灸を適切な部位に適切な刺激量で治療を行います。

治療後の反応

初めて鍼・灸を受けられた方は治療後にだるさや眠気を感じる事があります。お体の具合によっては、症状がはっきり感じられることもありますが、これは治療によって体が変化している(治癒力が発揮している)状態ですので心配は要りません。出来るだけ身体の反応に素直になって無理をせずゆっくりお過ごしください。2~3日で楽になります。
治療を数回受け続けるとこのような反応も少なくなってきます。

次回の治療予約

次回の予約のタイミングはとても大切です。鍼灸の治療は、身体が変化して治癒力を発揮するための助けをしています。患者さんの持っている生命力を引き出せる時に治療を受ければ症状も長引かずに治癒していきます。
症状が落ち着けば、ある程度の期間を空けて養生として治療を受け続ければ、もし体調を崩しても以前のような状態にならず、回復も早いです。

健康アドバイス

優氣治療院では、現在の症状はもちろんのこと今までのご病歴や生活習慣等を詳しくうかがいお身体全体を見て心身のバランスを整える治療をしていきます。そして、徐々に「疲れにくい身体」体調を崩しても「より早く回復できる身体」になっていくよう誰もが持っている「自然治癒力」が発揮できるように、鍼灸治療で高めていきます。
また、ご家庭で出来る健康アドバイス(食養・姿勢アドバイス等)もお伝えしています。