当院のご案内

院長の平野裕美です。

鍼灸師あんまマッサージ指圧師/国際中医薬膳師/上級麹士/ガスケ・アプローチ講習修了/東洋鍼灸専門学校卒/「蓬 治療所・阿佐谷」にて戸ヶ崎正男氏に師事

「人はなぜ病気になるの?」
 私たちが日々健康な暮らしをするためにはどうしたらいいのでしょうか。家族や大切な人が病気になると健康で暮らすことのありがたさを感じます。では、まず病気とは何かについて考えてみましょう。
 すべての病気は、その経過のどの時期をとっても、症状の差こそあれ、回復の過程をたどり、苦痛を伴ったりしながら、身体は癒そうとする自然の努力をしている現われであると考えます。病気の始まりは、数日前か何週間前、もしく は何ヶ月、時には何年も前から気づかれずに始まり現在の症状という結果と考えられます。

 東洋医学は中国から日本に伝播されてから1500年の歴史があります。そして、日本文化に大きな影響を与えながら、日本の気候・風土・民族性に改変され、日本の文化の一つとして構成され今に至っています。
 しかし、現在の日本において東洋医学はどのような役割を果たしているのでしょうか。残念ながら実際の医療に十分にかかわっているとは言えない状況にあります。そして鍼灸に関しても同様で、これほど街中に鍼灸院が存在してい るにもかかわらず、実際に治療を受けたことのある方は実に少ないのが現状です。

 鍼灸治療はWHO(世界保健機構)でたくさんの疾患の適応症を認めています。(こちらの「よくあるご質問」からQ1をご覧ください)
 ご覧になって頂けるとわかると思いますが、たくさんの適応疾患があります。西洋医学ではそれぞれ臓器器官に応じて分類している疾患名ですが、要するに鍼灸の治療の守備範囲は「それぞれ」ではなく、患者の「全身」を診て治療を 行っているのです。
 人間の身体は、それぞれの臓器が独立して機能しているのではなく、一人の人間の健康を保つため、そして生命を維持するために働いています。鍼灸は、歴史とともに歩んできた長い実績を持ちながら、今日なお十分に社会的に応え得てないのが残念でなりません。

 私たち鍼灸師は、東洋医学を通じて人間の健康に深くかかわり、決意と熱意をもって、どうしたら健康な日々を過ごせるか患者さんと向かい合っています。

「お母さんを元気にしたい」
  これからの未来を作る子供たちを支え育てているのは一番身近にいるお母さんではないでしょうか。子供たちが健全に育つには、お母さんが元気でいることが一番大切と考えます。
 1~2週間に2~3時間程度自由な時間が作れれば日頃感じてる諸々の辛い症状を快方へ向かわせることができます。自分の身体は後回しでご家族のために時間を割いているお母さんに元気になってもらいたいと思っています。

「自然治癒力や免疫力ってなに?」
  昨今、テレビや本でよく目にする「自然治癒力」や「免疫力」とは具体的にどうしたら高まっていくのでしょう。
 もちろん生活習慣が基本ですが、ちょっとした積み重ねがのちのち5年後10年後を変えていくのです。「院長コラム」でこれからご家庭でできることを書き綴っていきたいと思っています。
 東洋医学を通して、患者さんの心身と向き合い、健康な日々が迎えられ、そして過ごしていけるような治療院を目指しています。